通信制高校は帰国子女にピッタリの高校なのかも

通信制高校には普通科高校にはない強みがある


私自身は全日制の高校に通いましたが、通信制高校や定時制高校というのは大変良いのではないかと思います。
なぜなら、高校生活にしろ、大学生活にしろ、最も難しいことの一つは、その後の進路を決定することだからです。
聡明な大人が身近にいて、良いアドバイスをくれたり、余程何かの教科に熱中できて、将来はその研究者になりたいという夢があれば話は別ですが、若いうちに将来のことを考えて、進路を決定するのは難しいことも多いと思います。
経験が不足しているからです。
結局、人間と言うのは、社会で何らかの活動をして、お金を稼いで、税金を払い、飯を食っていく必要があります。
それが生きる基本です。
例えば、高校のうちに、色々なアルバイトをして、自分にはどのような仕事が向いていそうかを少しでも探ることができれば、進路選択も随分と楽に、また現実的に考えられるのではないかと思うのです。
働いてみないとわからないことは多いものです。
その意味では、アルバイトなどが禁止されていることもある全日制に通うよりも、定時制や通信制に通ったほうが、その後の人生は生き易いのではないかと思います。

多くの家庭環境に対応できる通信制高校

学びながら、自由な時間もつくれる利点は帰国子女の私たちにも魅力的ですよね。
通信制高校の魅力は、平日の自由な時間を使いながら、高卒の資格が得られるところです。
この利点は多くの方に有効的です。
病気が原因で普通科の高校に通うのが困難な方、中学卒業後に専門学校に通いながら高卒の資格もとりたい方、既に社会人として働いているけど高卒資格をとりたい方。
単位制であり、必要な単位をとれば3年間で卒業できますが、留年がないので、3年間でなくても良いのです。
自分のペースで何年かけても地道に続けていけば、いずれ卒業できます。
そのため、卒業率も大変高い数字になっています。
基本は自宅でのレポート作成であり、通学による授業は月に2回程度でも構いません。
通信制だからといって、ただ単位をとる場所というわけではありません。
修学旅行といったイベントも用意されている学校も多くあります。
通信制高校は、帰国子女も多いのですが、高齢者や主婦の方も通っています。
このようなイベントで人生の大先輩である同級生と親交を深めて、社会勉強を教わる機会もあるでしょう。
通信制高校は、様々な家庭環境の人に対応できる、必要性の高い学校であるといえます。